Last Updated on 2026年1月9日 by
昨年、企業のブランディングに関する記事を書かせていただく機会が、たびたびありました。
おかげさまでブランディングについてのノウハウをある程度、知識として習得できました。
「せっかくだから自分の仕事もブランディングしたい」と思いつつ、実際やってみるとなかなか難しいものです。
- そもそもブランディングとは
- セルフブランディングとは
- オフィシャルとプライベート
- 自分と市場との間の一貫性を持たせる
- いくつかのコンタクトポイントをケアする
- 難しいのはSNS
- 私の場合
- 解決策
- 注意点
- おわりに
そもそもブランディングとは
ブランドは家畜に「焼印」を押すことが由来の言葉で、消費者に認知・評価・信頼されていることの「証」を示すものです。
ブランドの背景にあるものは、時間をかけて形成された消費者との信頼関係です。
その信頼関係を作ったり、維持継続したりすることが「ブランディング」だといえます。
セルフブランディングとは
- 個人事業主やビジネスパーソンなどが
- クライアントやコミュニティに
- 魅力や価値を感じてもらうために行う自己形成
のようなものをセルフブランディングといっているようです。
ただ、企業と同様、自分と市場との信頼関係なくしては成立しないでしょう。
オフィシャルとプライベート
個人ですから、オフィシャルとプライベートがあります。
道を歩いていて、それがオフィシャルかプライベートかは、本人にしか分からないでしょう。
他人から見てスーツを着ていればオフィシャルと思われるかもしれませんが、クリエイターならTシャツがオフィシャルの場合もあります。
どこかの俳優さんのように、オフィシャルでもプライベートでも身なり言動が同じという人がたまにいるかもしれませんが、非常に稀なケースでしょうね。
自分と市場との間の一貫性を持たせる
セルフブランディングの対象は「オフィシャルの自分」でしょう。
他人(市場)から見られたときに持たれる「イメージ」や、他人(市場)との「コミュニケーション」に、一貫性を持たせることが必要です。
オフィシャルの場では、どこで出会っても一貫したイメージを持たれ、接触した相手に対して一貫した行動がとれることが求められます。
いくつかのコンタクトポイントをケアする
コンタクトポイントとはマーケティング用語で、顧客との「接点」を意味します。
たとえば私の場合ですと、次のようなポイントがあると考えています。
- ブログ(Webサイト)での発信と問い合わせ対応
- SNSでの発信とコメント・DMへの対応
- セミナー・勉強会での意見交換
- Chatworkでの取引先とのやりとり
- 求人案件への応募と面談
このうち、直接仕事に関係するポイントは、問い合わせ対応・取引先とのやりとり・案件への応募と面談です。
少なくともこの3つのポイントで、一貫したポリシーと価値を維持する必要があるでしょう。
または、クライアントからの直請けの案件と、取引先を介した孫請けの案件で、それぞれ価値を調整することがあるかもしれません。
難しいのはSNS
日々の業務フローに関係するコミュニケーションに一貫性を持たせるのは、比較的容易でしょう。
セミナーや勉強会の場でのコミュニケーションも、それほど難しくないかもしれません。
おそらく、一貫性を持たせるのが最も難しいのはSNSです。
SNSを単に「お知らせ」に使っている場合や「広告」に使っている場合は、表現やフォーマットを決めておいて、その通りに運用すればよいでしょう。
しかしコミュニケーションに使っている場合は、必ずしもビジネスライクな話ばかりではありません。
周辺情報を提供したり、リポストすることもあります。
コメントに答えたり、他人の投稿を引用して発信することもあるのです。
それらもすべてコンタクトポイントのうちに入っているため、言動や意図、あるいは価値観や世界観に一貫性を持たせるのが難しいといえるでしょう。
私の場合
従来はブランディングを考えることなく複数のSNSにアカウントを作って運用していたため、内容に一貫性を持たせることが難しい状況でした。
というより、仕事も含めていくつか表現したいことがあったことから、1つのSNSで完結できなかったのです。
それでもなお、仕事だけを分離できず、スタンスのはっきりしないアカウントを運用していました。
解決策
このような状況を踏まえて、SNSを中心としたセルフブランディングのために必要なことをまとめてみます。
- コンタクトポイント(チャネル)の数を限定する
- 各コンタクトポイント(チャネル)の表現をシンプルにする
- 理念に基づいて行動(表現)する
- 成果を示す
表現したいこと(企業でいえば「事業」)が多い人は、1つのチャネルに複数のアクティビティを入れないようにし、1チャンネル1表現とすること。
どのコンタクトポイントにおいても「自分らしく」振る舞うこと。
注意点
自分らしいことが必ずしも利益につながらないことはあります。
たまたま素晴らしい「自分らしさ」を持っている人は、そのままでファンが増えて利益が上がるでしょう。
そうでない人は偽ればよいかというと、そうではありませんね。余程の嘘つきでないとボロが出ると思います。
自分が持っている「価値」に気づき、その価値が正しく周りに理解されるように表現していく必要があるのではないでしょうか。
おわりに
私自身はまだまだ修行が足りません。
仕事はもちろん、ちゃんとやっていますし、それなりの成果は上がっていると思います。ただ、そのイメージはまだ、初対面の人には理解されていないし、想像できないと思います。
まだまだ認知が足りないため、自分の仕事と価値を知らせる作業がもっと必要だと考えています。
