経済産業省 DXレポート参考書 読了


本の表紙

Last Updated on 2025年11月16日 by expwakui

キリハレ株式会社 佐藤元輝 著

経済産業省 DXレポート「2025年の崖」の参考書

読みました。

DXとは

DXとは Digital Transformation の略称(Trans = X)
業務プロセスをITやデジタル技術によって置き換える(転換する)というような意味です。
業務の効率化と価値向上、企業の差別化、国際競争力の向上を目的とした取り組みを指しています。

「2025年の崖」とは

DXのためのシステム化を推進しようとしても、

  • 既存システムのデータ活用ができない
  • 過剰なカスタマイズにより複雑化・ブラックボックス化している

などの「レガシーな」システムがDX化の支障となっており、この課題を克服できない場合、2025年以降で最大12兆円/年(現在の約3倍)の経済損失が生じる可能性がある。

という指摘です。→ 経済産業省「DXレポート

本の概要

各章の見出しは次のとおり。

  1. 検討の背景と議論のスコープ
  2. DXの推進に関する現状と課題
  3. 対応策の検討
  4. 今後の検討の方向性
  5. おわりに
  6. あとがき

経済産業省のDXレポートに関する詳しい解説と用語説明などで構成されています。

DXとはどういうもの?2025年の崖とはなに?背景・問題点は?などの疑問に答えてくれる内容です。

感想

個人的に、背景や問題点についてはある程度知っていたため、改めて確認する意味合いで読みました。
用語説明が端的に書かれていて、知識を確認するのによいと感じました。

全体の印象としては、日本企業の業務プロセスや組織体制、DX人材には非常に課題が多いということです。
経営層の意識改革と組織改革が強く求められる状況だと認識しました。

海外に比べて日本の企業は、システム開発(あるいは業務プロセス改革)を委託先に任せきりで社内に開発や保守を行う組織がない、業務に問題が発生すると委託先に責任を押し付けるという傾向があるようです。

今後、社内に責任者としてCDO(Chief Digital Officer)を置き、少なくとも業務改革や要件定義は社内で主導できる体制が必要だろうと思いました。

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