Last Updated on 2025年11月16日 by
AI時代のテクニカルSEOの教科書
岡 拓馬 著(外資系SEOマーケター)
Kindle版を読みました。(Kindle版だけの著書のようです)
ページ上のタグやコード、Webサイトのパフォーマンスなどを最適化する「テクニカルSEO」について書かれた解説書です。
各章の見出しを列挙すると次のようになっています。
- テクニカルSEOの基礎
- テクニカルSEOに取り組む
- テクニカルSEOの進め方
- Webサイトの技術的な最適化
- クロールとインデックスの管理と施策
- 構造化データとスキーママークアップ
- 内部リンクの考え方と戦略
- セキュリティとSEOの関連性
- テクニカルSEO施策の改善
- Googleサーチコンソール
- SPAとMPAの違いとテクニカルSEOにおける課題
- テクニカルSEOにおすすめのツール
テクニカルSEOの内容について網羅的に書かれている本で、「テクニカルSEOってどんなことするの?」という疑問に簡潔に答えてくれる内容です。
「AI時代」と書かれていますが、とくにAIを駆使して何かするというイメージの内容ではありませんでした。
個人的に、Googleのサーチコンソールやアナリティクスの使い方が分かるかな?という若干の期待もありましたが、それはなくて、それぞれのツールの主要なメニューについて一通り説明がされていた程度です。
それはそれとして、分かりやすく参考になりました。
WebサイトのSEOチューニングをする際に、どのようなポイントを見て対策を実施すればよいかという、指針となる内容です。ここからそれぞれの施策について掘り下げることで、実務レベルになるイメージですね。
具体的に参考になった点
すべて参考になったのですが、たとえば一つだけ例を挙げてみます。
JavaScriptメインで構成されるようなSPA(Single Page Application)の場合、Googleのエンジンが内容をどこまでちゃんと見てくれるのか?(インデックスされるのか)という関心事があります。
この点に関しては、やはりサーバーからHTMLを送るMPA(Multi Page Application)のほうがSEO上、有利なわけですが、SPAにおいても「サーバーサイドレンダリング」や「プリレンダリング」という手法を用いて、最適化が可能だということが紹介されています。(それ以上詳しくは書かれていません)
まとめ
Webサイトのコンテンツをいかに多くの検索者に見てもらうか、という課題に対して、コンテンツSEOだけではどうしようもない点をテクニカルSEOやリンク構築によって解決するという考え方が必要だと、この本を読んで明確になったところです。
単に最高のSEOのためだけにWebサイトを作るなら、サイトやページの構成は限定的になると思います。しかし、たとえばデザイン上の都合でSPAで行くとなった場合、SEOのやり方も変わってくるという点も認識できたのがよかったと思います。
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