Last Updated on 2025年11月16日 by
X で「ひとり社長ブランディング」の著者、小澤歩さんをフォローしているのですが、彼の投稿のなかで「自分が好きなことや趣味には、なぜそれを好きになったのか?という理由がある」と仰っていました。パーソナルブランディングで自分をアピールする軸はそこから作っていく、というような趣旨のお話です。
この投稿を見て久しぶりに自分の活動のルーツを思い出したので、ここに記録しようと思い立ちました。
1990年代の成功体験
1990年代の私には、大きく2つの成功体験がありました。1つは趣味で、もう1つは仕事での体験です。
- 東京での写真展の開催
- 企画を担当した新分野の製品の発売
このうち、写真展を開催したときのことを詳しくお話します。
東京での写真展の開催
Windows 95 以降にインターネットが普及したのですが、その初期の頃に私はホームページを作っていました。今の正しい表現では「Webサイト」です。
また、同時期に「写真」を始めていたことから、Webサイトに写真を展示するという体験をしています。
当時のWebサイトとメーリングリスト
WebサイトにはCGIの「掲示板」を設けていて、写真を見た人が感想を投稿してくれたり、自分のサイトの宣伝をしてくる人がいたりして、互いに交流していたのです。
それ以外にもメーリングリスト(ML)という、今でいえばクローズドなSNSがありました。MLは趣味や興味単位で誰かが設置したリストに参加するという形態です。参加者は自分のメーラーからMLを宛先にして送信すると、その内容がすべての参加者にメールで届くという仕組みです。
グループ展の開催
私は写真関係の2つのMLに参加していましたが、そのうち1つのスナップ写真のMLで参加者と交流しているうちに、東京のメンバーが中心になってグループ展を開催しようという話になりました。
私は関西にいましたが、写真展というのを経験したことがなかったので、ぜひ参加したいと思って申し込みました。
主催者が出展する場所を決めてくれて、各自は作品を準備して主催者に送るという流れです。私は写真展のお知らせに配るポストカードのデザインを担当しました。
写真を額装したり、パネルにしたりするのは初めての体験でドキドキしましたが、このような機会でもなければできないことです。
グループ展は無事に開催にこぎつけることができ、私は土日に東京に出向いて会場の店番をしました。確か最終日の日曜日には、参加者全員で有楽町に飲みにいき、楽しい時間を過ごせました。
成功体験 – インターネットには可能性がある
1人で写真趣味をしていると、このような機会はほぼなかったと思います。
インターネットで写真仲間ができ、1人ではできなかったことが可能になったという成功体験は、その後の写真活動やインターネット活用のモチベーションを高めたことは確かです。
「インターネットには可能性がある」という確信は、このときに生まれました。
その後の楽しい体験
今回はあくまで趣味の話に終始しますが、その後の2000年ごろに、インターネットを通じてスキー仲間ができました。
私より年上のおじさん2人とスキーに行って、そこでもう1人のおじさんと出会い(笑)4人でスキーをしたのがとても楽しかったことから、スキーサークルを作ろうという話になりました。
早速、Webサイトとメーリングリストで発信すると、その冬に一気に会員が増えて、最終的には100名を超える大きなサークルになったのです。
そのとき、「インターネットには可能性がある」「インターネットは素晴らしい」という思いを新たにし、ますます確信したという具合です。
インターネット信者
そうして、いわば「インターネット信者」となった私は、その後にブログが登場したときもすぐに飛びついて発信しました。
会社を辞めてインテリアコーディネーターになろうとしていた時期も、同じ志向を持つ人と交流して、後に仕事で関わることになったのです。
転職の仕事探しもインターネットでできるようになり、仕事の可能性も広がりました。
現在に続くストーリー
さまざまな私の体験には、いつもインターネットとパソコンがありました。
Web制作を自営業としてやっていこうと思った2005年も、「インターネットには可能性がある」と思っていました。
その後SNSが流行し、私はやや遅れて2010年からTwitterやFacebookを始めています。
自営業の初期は横のつながりがなく悶々としていましたが、SNSの登場によって毎日、業界の情報が流れてくるようになり、孤独感はなくなりました。
今でもWebライターという仕事をしてWeb(インターネット)に関わっているのは、これまでの成功体験に由来しているのです。
まとめ
1990年代の仕事での成功体験を話していませんが、当時の企画の仕事は「新しいことにチャレンジしてうまくいった」という体験をもたらしてくれました。
インターネットの可能性と、新しく始めることへの期待。この2つの確信が、今の私を支えていると思います。
