Last Updated on 2026年1月8日 by
1〜2年ほど前は、仕事を受けるときに「AIは使用不可」と言われるのが当たり前でしたが、現在は、Webライターに仕事を依頼する制作会社のほうがAIを使用しているという状況ではないでしょうか。
また、日常的に使う校正ツールはAI校正が基本になっており、ツールを使えばすでにAIを使っていることになります。
ただ、AIが作った文章はまだ完璧ではなく、また一般的に見て完璧そうな文章に価値があるとも限りません。
Webライティングの目的を達成するために、どのようにAIを使えばよいか?という点をまじめに考える必要があるでしょうね。
WebライティングでAIが効果的だと感じる部分
あくまで自分が考える「良い使い方」なので「感じる」と書きました。
AIはこういうところに使えばよいだろうという「部分」を挙げてみます。
業界調査
クライアントの業界のことをライター自身が分かっていないことは多いでしょう。
たとえば、私が以前よく書いていた「マーケティング」や「経営」に関する記事も、自分が経験した仕事ではありません。
また、経験した業界や、趣味で関わっている世界に関しても、知らない分野は数多くあります。たとえばWeb、建築、製造業、自動車(モビリティ)なども世界が広すぎるため、10年ぐらい経験していても知らないことが多い状況です。ましてや現在の状況がどうなっているかも把握できていません。
そのように、クライアントの業界を知るのに最も手軽で素早い方法は「生成AIに尋ねる」ことです。
とにかく分からないこと、知りたいことを矢継ぎ早に尋ねて、背景・事情を知ることができるのが非常に助かります。
キーワードの発見
知らない分野のことを調べるとき、言葉を知らないために調べられないということがあります。
言葉(キーワード)を知っていると、検索して情報を得ることはとても簡単ですが、知らないと探しようがありません。
そのような場合に、生成AIに素直に尋ねます。「〇〇のようなことは、この分野では何と呼びますか?」
そうすると、分野で一般的に用いられている言葉・用語をゲットできます。
そのほか、業界調査をしているうちに自然に入ってくる言葉もあるでしょう。
アウトライン(見出し)を作る
私はまだあまり経験がありませんが、記事の構成(アウトライン・見出し)を考える場合も重宝するでしょう。
よく言われる「PREP法」をアウトラインに反映させたり、競合記事のアウトラインを参考に新しい流れを作ることなど。
逆に、競合が少なくて構成の参考になるリソースが乏しい場合にも、生成AIは何らかのプランを出してくれます。(でっちあげの場合もある)
文章の校正
校正については、個人的には定評のある校正ツールを使うのがよいと考えています。
現在は校正ツールにAIが導入されているため、普通に使えばAIのメリットを享受できるでしょう。
ChatGPTは自然な文章を作ったり、よい表現を提案してもらうのにはよいと思いますが、プロフェッショナルな校正には専用の校正ツールが適していると思われます。
私が使用している校正ツール「Shodo」の機能や、記事作成フローの例を次の記事で紹介していますので、参考にしてください。
関連記事:校正ツール Shodo の便利な機能と記事作成フローを紹介
コンテンツSEOには使えるか?
SEOはとても専門性の高い領域のため、汎用的な生成AIにコンテンツSEOを期待しても意味がないのではないか?と感じています。
業界やドメイン、競合、ユーザー層など、SEOはマーケティングの一部であり、テクニカルSEOのような論理的な概念との関連もあるでしょう。
従来から利用されているSEOツールがAIをサポートするため、概ね従来どおりのツールを活用するのがベストではないでしょうか。
独自性については?
記事の価値を考えたときに、最終的には「独自性」の話になってくると思うのですが、AIに独自性を求めることは、現段階では無理な気がします。
個人や企業が持つノウハウをAIに学習させて活用するのであれば、競争力の高い情報提供が行えるとは思います。
しかし、単にネット情報を集合知とする情報から作った記事が、独自性を持つとは思えません。
当面、独自性は人間の手に委ねられるのではないでしょうか。
まとめ
私自身の仕事のなかで、AIを使うシーンは大きく2種類に分かれます。
- どうしていいか分からない状態から手掛かりをつかむために使う
- 専用ツールのAIのお世話になる
1 はとてもクリエイティブな作業だと考えていて、生成AIとの間にいくつもの対話が発生します。
正しい情報も誤った情報も、古いのも新しいのも生成AIは返してきますが、そのなかに多くのヒントが隠れています。ヒントをもとにして、確からしい情報を自分で見つける作業が、とても楽しいのです。
おまけ
日常的にあらゆる相談に乗ってもらっているのが Grok です。X に付属している機能もよく使います。
https://grok.com/
最近、Google の NotebookLM も話題になっていますね。
https://notebooklm.google.com/
Google の動きが激しくなってきているので、Gemini その他も今後は見ていきたいなと思っているところです。
