Last Updated on 2026年1月8日 by
「生成AIを使って記事を書きたいけど、どうしたらいいか分からない」という方に、私が現在進めている記事作成の手順と使用ツールを紹介します。
ツールは一つの使用例ですが、実践するのに十分な情報をお届けできればと思います。
- AIで記事を作成する流れを把握しよう
- 生成AIを使用した記事作成の手順
- 記事作成で使えるAIツールの紹介
- 生成AIを使用する際の注意点とコツ
- まとめ:AIで独自性をキープしながら記事作成を効率化しよう!
AIで記事を作成する流れを把握しよう
生成AIに「こんな感じの記事を書いて!」とお願いすればそれなりの記事を作成してくれますが、誰でも最初にやりそうなことなので、似たものは誰かがすでに書いているかもしれません。
考えられる部分はできるだけ自分で考えたほうが、独自性のある記事になります。
生成AIには、次のことをお願いするとよいでしょう。
- 記事のテーマについて相談する
- タイトルの案を出してもらう
- 見出しの案を出してもらう
- 本文を書いてもらう
生成AIと「対話するように」記事を作成するのがおすすめです。
記事作成の進め方を解説します。
生成AIを使用した記事作成の手順
生成AIを記事作成に取り入れる場合、段階ごとに役割を分けると効果的です。
テーマ決めから本文執筆までを分割し、それぞれのステップでAIに指示を与えることで、効率的かつ精度の高い記事を作成できます。
1. テーマをAIと相談して決める
まずは記事の方向性を定めましょう。
「こんなことが書きたいけど、どう思う?」「具体的には何について書けばいい?」と率直に質問することで、生成AIが複数のアイデアを提案してくれます。
返ってきた答えをそのまま採用する必要はなく、自分の得意分野や経験と照らし合わせて取捨選択します。
素直に相談することで、思いがけないテーマの広がりを得られるのがAI活用のメリットです。
2.タイトル案をAIに出してもらう
テーマが決まったら、次はタイトルです。
生成AIに「上記のテーマでSEOを意識したタイトルを5つ提案して」などと依頼すれば、網羅的な候補を出してくれます。
その際、シンプルでわかりやすいものかどうか、検索ユーザーが思わずクリックしたくなるかを基準に選定するとよいでしょう。
また、必要に応じて自分の表現に調整し、テーマを簡潔に伝えられるタイトルに仕上げます。
3. 見出し構成をAIと一緒に作る
記事の骨格となる見出しは、読みやすさやSEOに直結します。
生成AIに「テーマやタイトルに沿った見出しの案を3つ出して。本文の文字数は全部で2000字程度を想定」などと依頼すれば、構成案が返ってきます。
たとえば3案を出すように依頼した場合、「1はこのような方向性、2はこのような意図で・・」というように指針を示してくれる点は理解に役立ちます。
見出しの数は、1つの見出しに書く本文の文字数と全体の文字数との関係で決まるため、最初に記事の想定文字数や見出しあたりの文字数を伝えたほうがよいでしょう。
最後に、見出しを読んだだけで記事の全体像がつかめるか、言いたいことが過不足なく表現されているかを確認します。修正が必要な場合は改めて指示をするか、自分自身で修正してもよいでしょう。
4. 各見出しに概要を書く
見出しが決まったら、それぞれに書きたい内容を、見出しの下に箇条書きでまとめると精度が高まります。
書きたいことが具体的に思いつかないようなら、本文作成は生成AIに任せてしまうのも一つの方法です。
5. 本文をAIに書いてもらう(下書き)
タイトルと見出しが固まったら、本文作成を依頼します。
いきなり完成を求めるのではなく、得られた回答はあくまで下書きと考えるのがよいでしょう。
各見出しの下に(200字程度)のように文字数を指定しておくと、記事のボリュームをコントロールできます。内容を詳しくしたいときは300〜400字程度にしてもよいでしょう。
導入文やまとめのような重要な部分では、要旨を箇条書きなどで指示することで、思い通りの流れを作れます。
6. 自分で手を加えて完成させる
生成AIの出力はそのままでは不十分な場合も多いため、必ず読み直し、修正が必要な部分は再依頼するか手直しをします。
独自性を持たせるためにも、自分が完成させる意識を持つことが重要です。
7. 校正ツールで仕上げる
本文ができあがったら、誤字脱字や表現の不自然さを見直しましょう。
客観的によい文章に仕上げるには、校正ツールを活用する方法があります。文法や言い回しの改善点が見つかることも多く、読みやすく正確な文章になります。
記事作成で使えるAIツールの紹介
ここで紹介している記事作成フローのなかで使用している便利なツールを一例として紹介します。
生成AIについては得意分野が異なるため、組み合わせて使うことで記事作成の精度と効率を高められるでしょう。
ChatGPT
ChatGPTは記事作成のあらゆる工程で活用できる汎用的な生成AIです。文章が自然で分かりやすい点は、記事作成に向いているでしょう。
テーマの相談からタイトル案の作成、構成の提案、本文執筆、リライトまで幅広く対応できます。
指示を丁寧に与えることで出力の質が向上するため、「誰に向けた記事か」「どんな目的で書くか」を最初に明示するのが効果的です。
また、自分が書いた記事の文体を参考にするように指示すると、読んで違和感の少ない文章が作れます。
記事の品質を整えるためにレギュレーション(規定)を作って読み込ませると、一貫性のある記事にしやすいでしょう。
無料版では、これらの事前の指示を「設定」のなかの「パーソナライズ」にある「カスタム指示」の欄に記入して保存することで、毎回の会話で自動的に適用されるようになります。
Grok
Grokは調査・分析に向いている生成AIです。Xに投稿されるリアルタイムの情報も収集可能であるため、最新情報の分析でも使えます。
ChatGPTを使用した記事作成フローでは、最終段階のファクトチェックで使用すると効果的です。各文章をチェックして正誤の判定と、判定した理由を出力するとともに、改善案も提示してくれます。
また、テーマの事前リサーチにも使えるため、記事作成にかかる前の情報整理にも活用できるでしょう。
Grokのファクトチェックは、事実に対する私自身の理解と照らし合わせても正確に判定していると感じます。
ただ、自分での判断ができない場合や結果に疑問を感じる場合は、Web検索をして事実関係を調べることをおすすめします。
Shodo
Shodoは、文章校正に特化したAIツールです。文法の誤り・表現の重複・不自然な言い回しなどを自動的に検出し、リアルタイムで改善案を提示してくれます。
執筆画面上で校正チェックが動作するため、書きながら文章を整えることが可能です。これにより、校正作業にかかる時間を大幅に削減できます。
また、Shodoはチームでのライティングにも向いており、複数人で記事を確認しながら仕上げることも可能です。
さらにGoogleドキュメント、Word、はてなブログなどの外部ツールと組み合わせて使うことで、執筆・公開のフローがスムーズになります。
次の記事では、Shodoの便利な機能とともに、はてなブログへの投稿を想定した具体的な記事作成フローを紹介しています。あわせて参考にしてください。
関連記事:校正ツール Shodo の便利な機能と記事作成フローを紹介
生成AIを使用する際の注意点とコツ
生成AIは便利ですが、著作権や情報の正確性、独自性の確保などの点で注意が必要です。
著作権を侵害していないか確認する
生成AIの文章は基本的にオリジナルですが、引用や特定のデータを含む場合があります。
とくに統計や専門情報は、必ず出典を確認しましょう。必要があれば出典を明記し、他人の文章や画像を無断利用しないことが重要です。
著作権を軽視するとトラブルにつながるため、AIの出力をそのまま公開せず、自分で責任を持って確認する姿勢が欠かせません。
インターネット上の記事に対しては、コピーチェックツールを使用することで類似度の高い記事を発見できます。書いた記事と似た文章が、すでに存在しているかチェックしておくとよいでしょう。
情報が正確かどうかをチェックする
AIは自然な文章を生成できますが、事実の正確性は保証されません。とくに数字や日付、専門的な知識などは誤りが混在することもあります。
記事を公開する前に、公式情報や一次情報をあたって、裏付けを取ることが大切です。
誤情報を発信すると、自分の信頼性を損なうだけでなく、読者に不利益を与える可能性もあるため、ファクトチェックは欠かせません。
オリジナリティを加える
生成AIの文章は「平均的な答え」に落ち着きがちで、独自性に欠ける場合があります。そのまま使うのではなく、自分の体験談や意見を加えて肉付けすることで、記事の価値が高まります。
実体験や独自の視点を盛り込むと、読者にとって新鮮で共感を得やすい内容になるでしょう。AIと人間の強みを組み合わせることが、魅力的な記事を作るコツといえます。
まとめ:AIで独自性をキープしながら記事作成を効率化しよう!
生成AIを記事作成に活用すると、テーマ決めから本文執筆まで効率よく進められます。
私の作業フローのなかでは、本文執筆の時間短縮が顕著です。テーマ・タイトル・見出しの決定にはそれなりに時間のかかる印象がありますし、これらをAI任せにしてしまうと内容の独自性が失われます。
著作権や情報の正確性、独自性を意識することは、記事の価値を高めることにつながるでしょう。
AIには構成や下書きを任せつつ、自分の手で修正や体験的な話題・見方を加えます。そうすることで、信頼性とオリジナリティを兼ね備えた記事に仕上げることが可能です。
