コンテンツSEOに有効なツールをライターの視点で紹介!


Google Analytics

Webライターの記事制作は基本的にSEOライティングで、検索エンジンに評価されることが前提です。
この記事は、2026年2月現在、Webライター4年目になる筆者・EXPわくいが、日常的に使用しているものを中心にコンテンツSEOに役立つツールを紹介します。

目次

コンテンツSEOとは

コンテンツSEOとは、検索ユーザーの課題解決を目的としたコンテンツを継続的に発信し、検索エンジンからの評価を高める手法です。
AI検索が一般化した現在でも、Googleが重視する「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」や一次情報の重要性は変わりません。むしろ高まっているともいえます。

キーワード対策を行った文章を作成するだけではなく、誰がどのような経験や根拠をもとに書いているかが評価を左右します。
適切なツールを使って調査・執筆・分析を行い、コンテンツの質を高めることが欠かせません。

コンテンツSEOについて詳しくは次の記事で解説しています。あわせて参考にしてください。

関連記事:コンテンツSEOとは?Web担当者向けに分かりやすく解説

Webライターの私が使用しているツールを中心に紹介!

私がWebライターを始めた頃は、まず Googleドキュメントやスプレッドシート、CopyContentDetectorなどを使用し、記事制作をしていました。
コンテンツSEOのためのツールとしては「ラッコーキーワード」などの無料ツールの利用です。(校正ツールは取引先の関係から「文賢」を使用)

その後さまざまなツールが必要になり、調査・執筆では生成AI、SEO分析ではAhrefsのような総合ツールも利用するようになってきています。
各ツールをキーワード選定、執筆、分析の工程別に分け、さらに記事管理ツールや総合分析ツールまで紹介します。

コンテンツSEO:計画・キーワード選定ツール

記事制作でもっとも重要なのは計画段階だといえるでしょう。
Webサイトで発信する内容とユーザーニーズを整合させることが重要です。ユーザーが検索する意図を想定し、意図にあったキーワードを選定する必要があります。
計画・キーワード選定に役立つツールを紹介します。

Gemini

GeminiはGoogleが提供する生成AIです。キーワードの背景理解や構成案のたたき作成に向いており、検索意図を俯瞰する用途で活用しやすいでしょう。
無料版でもGemと呼ばれる特定のプロジェクトやテーマに特化したカスタマイズのできる機能が使えます。

私の場合は、Googleのサービスに関連した内容の調査や、SEOに関するノウハウの習得のために使用するケースが多い状況です。

有料プランでは処理量や高度なモデルが利用でき、調査量が多い案件や長文の設計で効率が向上します。

プランと利用料– 無料版
– Google AI Plus:1,200円/月
– Google AI Pro2:2,900円/月 ほか
URLhttps://gemini.google.com/app?hl=ja

ラッコキーワード

ラッコ株式会社のキーワード調査ツール「ラッコキーワード」は、サジェストキーワードを中心に検索ニーズを把握できる国産ツールです。

無料版でも主要なサジェスト取得や関連語の確認が可能で、テーマ選定や見出し設計の初期段階に役立ちます。検索ユーザーが入力している語句を把握しやすく、コンテンツの切り口を具体化できる点が強みです。

有料プランでは取得件数や分析機能が拡張され、複数記事をまとめて設計する際の効率が高まります。

プランと利用料– 無料版
– ライト:990円/月(年払い)
– スタンダード:2,475円/月(年払い)
URLhttps://rakkokeyword.com/

GetKeyword

GetKeywordは、株式会社TechFabricが運営する「SEO研究チャンネル」で公開されている無料キーワード調査ツールです。

サジェスト・関連・再検索キーワードに加え、質問文や検索意図まで一覧で確認できます。検索意図の分類は、記事構成やコンテンツ設計の際に参考になるでしょう。ユーザーが「何を知りたいか」「次に何を調べるか」を把握できるため、情報の網羅性を高めやすくなります。

費用をかけずに調査精度を上げたい個人ライターにとって、計画段階で重宝するツールです。

プランと利用料無料版のみ
URLhttps://getkeywords.jp/

ネコノテツール

ネコノテツールは、株式会社ブランディングワークスが提供する検索ボリューム調査ツールです。
キーワードの需要を把握したい場合に使いやすく、記事の優先度を判断する材料になります。

大規模な分析向きではないものの、個別記事のテーマ検討や補足キーワードの確認には十分でしょう。操作がシンプルなため、キーワード調査に慣れていない場合でも直感的に扱える点が特徴です。

プランと利用料無料版のみ(別途有料SEO対策サービスあり)
URLhttps://www.branding-works.jp/seotools/vol/

Googleキーワードプランナー

Google キーワードプランナーは、広告ツールとして提供されているものの、検索ボリュームや関連キーワードの確認に利用できます。
利用には広告アカウントが必要です。

Googleが表示する検索ボリュームの数値を直接把握できるため、ほかのサジェスト系ツールと併用してニーズと検索意図の両面からテーマを検討すると、計画の精度を高められるでしょう。

プランと利用料無料版のみ
URLhttps://business.google.com/jp/ad-tools/keyword-planner/

なお、「ラッコキーワード」「GetKeyword」「ネコノテツール」の特徴と機能については、次の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

関連記事:キーワード選定で使用する無料ツール7選!特徴と機能を紹介

コンテンツSEO:執筆・校正ツール

執筆するうえで「正しい文章を書く」「正しい内容を書く」ことは基本です。
事実関係を押さえつつコンテンツを作成し、誤字脱字や表記ゆれのない文章に仕上げる必要があります。
経験と勘だけに頼らず、ツールを活用して効率的に進めることがプロとしての姿勢といえるでしょう。

Shodo

Shodoは、株式会社ゼンプロダクツが提供するAIを活用した校正ツールです。
誤字脱字や表記ゆれ、冗長表現の指摘に強みがあります。校正ルールのカスタマイズも可能です。

無料プランは文字数制限があるため、実務では有料プランの利用がおすすめです。
Shodoの画面上での入力時に、リアルタイムでAIを利用したサジェスト(オートコンプリート)を利用できるとともに、全体を通したAI校正を実行できます。

GoogleドキュメントやWordでもアドオンでShodoの校正機能が利用できるため、執筆環境から離れることなくシームレスな校正チェックが受けられます。

プランと利用料– 無料版
– プレミアム:1,000円/月
– ビジネス:2,000円/月 ほか
URLhttps://shodo.ink/

文賢

文賢は、株式会社ウェブライダーが提供する校正・推敲ツールです。
単なる誤り修正にとどまらず、文章の意図が正しく伝わるかという視点で助言を得られます。校正ルールのカスタマイズも可能です。

SEO記事だけでなく、コラムや解説記事の品質向上にも向いています。一定のコストはかかりますが、文章力を底上げしたいライターには有効でしょう。

プランと利用料1ライセンス:2,178円/月 ほか
URLhttps://rider-store.jp/bun-ken/

ChatGPT

ChatGPTは、OpenAI社が提供する生成AIです。構成案作成や下書き、表現の言い換えなど幅広く活用できます。
無料版でも十分な機能があり、プロジェクト機能を使えばテーマごとに動作のカスタマイズが可能です。

文章が自然で、説明が平易な傾向があるため、一般の読者に寄り添った記事の作成に向いています。ただし、そのまま公開せず、事実確認や独自視点の追加を行うことが欠かせません。

プランと利用料– 無料版
– Go:1,400円/月
– Plus:3,000円/月 ほか
URLhttps://chatgpt.com/ja-JP/

Grok

GrokはxAI社が提供する生成AIで、調査・評価・ファクトチェックに強みがあります。
執筆段階で使用するよりも、テーマ調査や構成の段階で活用するほうがメリットは大きいと考えられます。さらに、執筆後の記事の評価やファクトチェックが有意義です。

ChatGPTで下書きを作成し、人間が仕上げたあとにGrokで評価・検証する流れは、記事の品質を一定に保つのに役立ちます。事実確認を重視する記事で力を発揮します。

プランと利用料– 無料版
– X Premium:8ドル(918円)/月
– X Premium+:40ドル/月
– SuperGrok:30ドル/月 ほか
URLhttps://grok.com/

CopyContentDetector

CopyContentDetectorは、株式会社ニューシステムクリエイトが提供するコピーコンテンツをチェックするツールです。
Web上の既存記事との類似性や重複文字列をチェックできます。AIが生成した文章に重複がないかの確認にも活用可能です。

無料版でも基本的なチェックは可能であるものの、継続的に使う場合は有料プランが便利でしょう。オリジナリティが評価されるコンテンツSEOでは、公開前の確認工程として重要な役割を担います。

プランと利用料– 無料版
– 個人向けマイクロプラン:300円/月
– 個人向けライトプラン:`1,000円/月 ほか
URLhttps://ccd.cloud/

各種AIコンテンツチェッカー

近年はAIコンテンツチェッカーも増えており、AIによる生成の割合や独自性を確認できます。ただし数値は参考指標に留め、内容の妥当性や一次情報の有無を人間の目で確認する姿勢が欠かせません。

コンテンツSEO:分析・改善ツール

コンテンツを「作ったまま終わり」にしないことが重要で、公開後の記事の効果を分析し、改善することが長期的なWebサイトの成長につながります。
分析・改善に使える基本的なツールを紹介します。

Google サーチコンソール

Google サーチコンソールは、検索パフォーマンスを把握できる無料ツールです。
検索クエリ、表示回数、クリック数、掲載順位などを確認でき、記事改善の根拠となるデータを取得できます。

公開後の検索インデックス状況の確認や、インデックスの登録申請も可能です。コンテンツSEOの成果を日常的に確認できる基本的なツールといえます。

プランと利用料無料版のみ
URLhttps://search.google.com/search-console/about?hl=ja

Google アナリティクス(GA4)

Google アナリティクス(GA4)は、Webサイトのアクセスやユーザー行動を分析できる無料ツールです。
たとえばページ滞在時間や離脱率などのデータから、コンテンツの読みやすさや導線の課題を把握できます。

サーチコンソールと連携することで、検索流入から行動分析まで一元管理でき、改善判断の精度が高まるでしょう。

プランと利用料無料版のみ
URLhttps://developers.google.com/analytics?hl=ja

Google タグマネージャー(GTM)

通常、GA4で自在にコンバージョンなどのイベントを測定するには、タグをページに埋め込む必要があります。
Googleタグマネージャー(GTM)を使用することで、各種測定用のタグを管理画面から作成可能です。コードを作成する必要がありません。(GTM用のタグを事前にページに埋め込む必要あり)

SEOの分析・改善に必要なタグをGTMで一元管理でき、効率的なサイト運用が可能です。

プランと利用料無料版のみ
URLhttps://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/tag-manager/

Looker Studio

Looker Studioは、Googleとパートナー企業が提供する各種データソースを利用して、視覚的なレポートを作成できるツールです。
Googleサーチコンソールやアナリティクスのデータを組み合わせ、自身の業務に合った分析レポートを作成できます。

定点観測用のダッシュボードを用意しておくと、コンテンツSEOの改善状況を把握しやすくなるでしょう。

プランと利用料– 無料版
– Looker Studio Pro(企業向け)
URLhttps://cloud.google.com/looker-studio?hl=ja

コンテンツSEOの効果測定と改善の実務については次の記事が参考になるでしょう。

関連記事:コンテンツSEOの効果測定と改善|記事公開後にやるべきこと

コンテンツSEO:記事管理ツール

記事の管理を行うことは、サイト設計の観点からも重要です。作りっぱなしにしないという意味でも、Webサイトに掲載する一つひとつの記事を丁寧に管理することが、成果によい影響を与えます。

次に記事管理に使える基本的なツールを紹介しますが、大切なのは日々の継続的な運用です。使いやすいツールを使用しましょう。

Google スプレッドシート

Google スプレッドシートは、記事管理や進行管理に使いやすい無料ツールです。
キーワード・タイトル・ディスクリプション・公開日・順位などの解析データを一覧で管理でき、Googleサービスとの連携性が高いのが特長です。

必要な項目を絞って記事一覧を管理することが、スプレッドシートを効率的に利用できるポイントとなります。

プランと利用料無料版のみ
URLhttps://workspace.google.com/intl/ja/products/sheets/

Notion

Notion Labs, Inc. が提供するNotionは、ドキュメントやデータベースを一元管理できるワークツールです。
記事管理表を柔軟に設計でき、リレーション機能を使えば記事同士や複数のテーブルの関連付けも可能です。

個人利用であれば無料プランでも十分対応できます。計画的なコンテンツの投入や情報の整理活用を重視するライターに向いています。

プランと利用料– 無料版
– プラス:1ライセンス1,650円/月(年払い)
– ビジネス:1ライセンス3,150円/月(年払い) ほか
URLhttps://www.notion.com/ja

コンテンツSEO:総合分析ツール

Webサイトの評価を高め、ブランドを強くするには、質の高いコンテンツを継続的に発信する必要があります。
SEOを総合的に向上させることが、検索結果におけるWebサイトの競争力を高めるといえるでしょう。

Webサイトはページ数が増え規模が大きくなるにしたがって、人間がすべてを監視・管理することが難しくなるため、総合的な監視・分析ツールを使用することが効率化の点で極めて重要です。
個人でも検討可能な評判のよいツールを紹介します。

Ahrefs

Ahrefs Pte. Ltd. が提供するAhrefsは、キーワード調査から競合分析、サイト監査まで行える総合SEOツールです。

有料プランは高額ですが、無料のAhrefs Webmaster Toolsでも自サイト分析は可能です。
検索順位や被リンク状況を把握でき、改善ポイントを客観的に確認できます。個人ライターでもキーワード調査や分析用途に限定すれば十分活用できるでしょう。

プランと利用料– 無料版
– ライト:16,583円/月(年払い)
– スタンダード:32,000円/月(年払い) ほか
URLhttps://ahrefs.com/ja

Ubersuggest

NP Digital, LLC が提供するUbersuggestは、キーワードリサーチや競合分析を一通り行える総合SEOツールです。UIが分かりやすく、SEO初心者でも扱いやすい点が特徴です。

月額プランのほか買い切りが選べるため、コストを抑えたい場合の選択肢になります。

プランと利用料– 無料版
– パーソナル:1サイト 2,999円/月
– ビジネス:2〜7サイト 4,999円/月 ほか
– 各プランとも10か月分の費用で買い切りも可能
URLhttps://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

Mangools

チェコスロバキアの CodeCat s.r.o. が提供するMangoolsは、シンプルなUIと低コストが特徴の総合SEOツールです。

キーワード調査や競合分析、サイト監査を一通り行え、個人ユーザーでも扱いやすい設計です。
サイト数制限がなく、直感的に操作できるため、分析ツールに不慣れなライターにも向いています。

プランと利用料– 無料版
– Basic + AI SW PRO:61ドル/月
– Premium + AI SW PRO:81ドル/月 ほか(割引あり)
URLhttps://mangools.com/

なお、「Ubersuggest」「Mangools」の特徴と機能については、次の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

関連記事:キーワード選定で使用する無料ツール7選!特徴と機能を紹介

まとめ

コンテンツSEOでは、計画・執筆・分析の各工程に適したツールを使い分けることが重要です。
個人で使用する場合、高機能ツールですべてを管理するのはコスト負担が大きく無駄も発生しやすいといえます。目的に応じてシンプルで使いやすいツールを組み合わせることで、ツールの効果を具体的に感じられるでしょう。

ツールはあくまでコンテンツSEOの手段です。一次情報や経験に基づくコンテンツが評価の対象となる点を忘れずに、ツールを活用しましょう。

関連記事

低予算で可能!ブランディングを意識したコンテンツSEO

記事作成を依頼したい方へ|コンテンツSEOとUXの取り組みを紹介